原発推進

 
宇宙戦艦ヤマト2199では、ヤマトの航海予定に冥王星基地攻略は入ってない。
なぜか?
既に大量の遊星爆弾が落ちており、今更止めても大差無いからである。
 
さて、今日本では原発撤廃が話題になっている。
社説にこんな意見が載っていた。
# (政府は)使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクル政策の再処理事業は
# 当面継続する方針も打ち出した。原発ゼロとは明らかに矛盾する内容だ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/404277.html
 
核燃料は、かなりの熱と放射線を発生するため、そのまま保管するのは危険である。
このため、再処理工程で(比較的)低レベルの放射性物質を抽出して保管する。残った高レベル放射性物質原発で燃やし、低レベル放射性物質に転換するのである。
上記社説だと、原発を撤廃するには、高レベルの放射性物質をそのまま保管することになり危険である。
放射性物質の最も安全な処理は、原発で燃やすことである。
 
既に世界には大量の放射性物質が在る。今更止めても大差無いのである。
原発を撤廃したいならば、現存する核燃料を処理すべきである。
そのためには原発を稼動させるしかない。
これは都合の悪い事実である。
 
原発が即座に停止され、残った核燃料は魔法のように無害に処理される。
必要なエネルギィは、これまた魔法のように再生可能エネルギィから供給される。
これが都合の良い理想である。
だが、現実世界は、そんな都合良くできてない。

放射性物質は、数十万〜数億年間放射線を出し続ける。
数万年のオーダで管理することすら、人類には出来ない。
千年も経たない内に戦争・飢饉などで管理は崩壊するだろう。
その前に処理しなくてはならない。
 
処理する技術については、また別途。
 

不都合な真実

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