惑星
惑星の定義が話題になっている。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200608170461.html
新定義が認められるとどんな影響が出るのか。
(中略)
古来の占星術では、水、金、火、木、土の5惑星と太陽、月を合わせた七つを重視した。
待て
架空の第10〜13番惑星が登場するSFアニメ映画「トップをねらえ!」を10月に公開するガイナックスの神村靖宏さんは(後略)
待て待てっ!
違うだろ、どう考えてもそこじゃないだろ。
占星術やSFアニメは明らかにネタである。であれば、あるべき記事内の位置はそこでは無い。
temaなら、教科書や理科年表より先にSFアニメを記述する。それでこそ、このネタが光る。
そこまでネタを重視できないなら、ネタはひとつに絞るべきである。占星術とSFアニメ両方では焦点がぼやけてしまう。
そもそも、自然科学の用語定義が社会に及ぼす影響など微々たるものだ。そんなことを記述するより、純粋に自然科学を記述して欲しい。もしくは、今回の用語定義に対しどのように社会から圧力がかかっているのか(またはかかっていないのか)を記述して欲しい。
現在の日本では、宗教よりも自然科学が人を引きつける。
何らかのイデオロギィを主張するためには、宗教のふりをするより自然科学のふりをする方が効果的である。
ジャーナリストならば、そこに危機感を持って欲しい。自然科学は社会とは切り離すべきだ、と考えて頂きたい。
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