夫婦別姓について その2

 
夫婦別姓に反対する人の意見として、以下の意見が目立つ。
夫婦別姓にすると、家族の繋がりに影響し、子供が不幸になる。
 
確かに、影響は0では無い。しかし、問題は影響の大きさである。
確かにtemaが子供の頃、家に帰ると父親と同じ名字を持つ母親が居た。しかし、想像してみて欲しい。以下の2例のどちらの影響が大きいのか。
 1.家に帰ると母親が居る。但し別姓
 2.家に帰ると母親は仕事で不在。但し同姓
明らかに2の方が影響が大きい。
 
よって、「夫婦別姓は子供が可愛そう」という女性ならば、子供が出来たら職を辞すべきだ。また、他の家庭でも別姓を許さないのだから、他の家庭に対しても母親には職を辞すよう説得すべきだ。
それをしないのなら、守ろうとしているのは子供や家庭では無く、法なのだろう。
 
なお、以下の例も考えて欲しい。
 3.家に帰ると同姓の母親が居る。ただし、兄弟姉妹は居ない
temaは一人っ子だったため、子供の頃いじめられた事がある。
一人っ子→甘やかされる→ワガママ→成敗 という思考回路である。
 
兄弟か姉妹か? 祖父祖母が同居しているか? 猫を飼っているか? 家族内の宗教は同じか? 住んでいる場所は都会か? 家は裕福か?
父母が同姓か否かは、上記より影響が大きいのか?
 
temaは上記より影響は小さいと想像している。なおかつ、家族の繋がりが強い方が幸福である、とも思っていない。ただでさえ、子供の数が少なく愛情が集中してしまうのに、この上繋がりが強いままでは子供も堪らないだろう。