悲しいおもひで tema家版
たんぽぽさんの所で時折姿を見かけるシーナさんが、以前、悲しい目に合ったらしい。*1
http://blog.livedoor.jp/sheana/archives/50103886.html
思えばtema妻には、シーナさん以上に悲しい目に合わせたことがある。
ある土曜の朝8:00過ぎ、電話のベルが鳴った。こんな早い時刻に電話をしてくるのは、低血圧なのに朝が早いtema母である。
「寝てた？」
いえ寝てません。確かに布団に入って目は閉じてました。意識は無かったかもしれません。でも誓って寝てません。
「旅行のお土産を持ってきたよ。今から上がっていくから、鍵開けて」
どうやらtema母、tema家のアパート前から携帯で電話しているらしい。ちなみにtema親とその友人達は、tema家近くの区営コートで毎週朝6:00からテニスをしている。このため、テニス帰りに寄るとこの時間になるのである。
まごまごしている内に、ドアがノックされる。ノックされたドアを開けたtemaを、誰が責められよう。*2
シーナさんの家がどんな状態だったかは知らないが、当日のtema家も抜群な状態であった。tema母には玄関で丁重にお引き取り願ったが、tema家の惨状を隠すにはtemaの体では横幅が足りなかった。
ここでのポイントは、tema家を訪れたのが友人では無く姑という点である。
後が大変だった。
「なんで下まで行って会わないの？！」
「お義母さん、膝が悪いのに」
「あ、チョコだ」
「なんで、応接間のふすまを閉めておかないの？」
「そもそも、ちゃんとtemaが片づけしててくれればこんな事には．．．」
その後しばらくの間*3、tema家が整理整頓されていたのは、いうまでも無い。
そして今、どうしているかというと．．．tema夫婦も早朝テニスに参加しているのである。
- 作者: 蓮古田二郎
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