郷土愛
東京の山手線は、南北に長い楕円形をしている。北端がへこんでいるため、temaの目には米粒の形に見える。
tema家は、へこんだ北端に在る。この街は青年時代に住んでいたことがあり、一旦引っ越したが、結婚を機に戻ってきた。住み始めた当初こそ肌に合わない部分があったが、今では愛着のある街である。
さて、そんな街だが、都内での評価は高くない。もう何年も前に大井町(南の方)から引っ越す際、タクシーの運転手さんから言われた事がある。
「北の方は治安が悪いからねぇ、気ぃつけなよ」
いや、海外じゃないんですから
その話を職場でしたところ、後輩曰く、
「そうですよね、山手線乗ってても、北の方に行くに連れて乗ってる人の雰囲気が変わりますからね」
お前が言うな。
俺は言っても良いが、お前は言うな。
郷土愛(?)に燃えちゃうぞ。
「やっぱり、家買う時には場所を選ばないとね」
つか千葉県民のお前に、そんなことを言われる筋合いはナイ。
「愛国」問答―これは「ぷちナショナリズム」なのか (中公新書ラクレ87)
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