ツキと質量の関係

 
たまごどんの日記で、こんな疑問が提示された*1

しかし、なぜ麻雀のツキって奴は、その人の質量と関係しているのだろう?

意訳すると、「ツキは体重に比例する」「その理由は?」という事になる。いや、した。
 
麻雀で勝つためには冷静さが必要である。たとえ振り込んでも感情的になってはいけない。
感情的になれば自分の手しか目に入らなくなり、全体が見れなくなる。そのような傾向がある。
結果、感情的になった時には捨てるべき牌を捨てず、必要な牌を捨ててしまう。このため、冷静な方が良い牌をツモる確率が高くなる。
そして、これらの判断の多くは無意識の内に行われるため、なぜ欲しい牌が来るか判らない。
 
これが、ツキの正体である。
 
次に感情を検討する。
感情には脳が深く関わっている。ただ、脳だけでは無い。
「我々は笑うから楽しいのだし、泣くから悲しいのだ」という言葉がある。感情は脳が引き金を引くが、それだけでは不十分である。脳の活動がホルモンにより身体全体に伝わり、内蔵、表情筋、涙腺などに影響を与え、その影響が脳にフィードバックされて、感情は完成する。
 
これが感情の正体である。
我々の感情は、脳で引き金を引き脳で感じるが、本当の感情は身体全体で創られている。
特に内蔵は重要である。
胸騒ぎは心臓で感じている。腹が立つ時は胃腸で、肝が冷える時は肝臓で感じている。

「我」という存在は、脳を中心とした論理の部分と、内蔵を中心とした感情の部分、この2つの中心がせめぎ合いながら成立させている。
否、内臓だけでなく脳という「もう一つの中心」を持ってしまったために、「我」という統一した存在が必要になったのかも知れない。
 
さて、体重が重い人は一般的に新陳代謝が悪い。新陳代謝が悪いという事は、ホルモンに対する反応が鈍いという事である。
このため体重が重い人は、脳が感情の引き金を引いても、内臓が反応し難い。結果、体重が重い人は感情的になり難く、振り込んでも冷静でいられる。
 
これが「ツキは体重に比例する」という理由である。
 
注)
言い切ってるのは、問題意識や必死さが違うからではありません。単なるトンデモ、または嘘。

セカンドブレイン―腸にも脳がある!

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*1:結構前の日記だけれど、この頃からtemaの時は止まっているのです